腸を整える生活習慣
札幌市手稲区にあります、なごみ整骨院です。 今回は、「腸を整える生活習慣」についてご紹介致します。
腸と脳は位置的には離れていますが、実は強く連携しているネットワークです。 自律神経によって、腸の動きがコントロールされているという意味でもそうなのですが、 自律神経のシステム自体が整うかどうかに、腸の動きが深く関係しているからです。 自律神経を整える第一歩は、 「朝起きたら、食事の前にまずコップ一杯の白湯を飲む」 ことです。
〇便秘の解消が期待できる
〇腸を刺激することで副交感神経も刺激され、 起床後の交感神経が高まるタイミングで副交感神経が 低下しすぎないようにする効果も期待できる
白湯が苦手な場合は、冷水や常温水でもOKです。 朝だけでなく、以前記載しました「水の摂り方」を参考に摂取してみてください。
まずは一週間続けてみることで、
〇頭痛が和らいだ
〇疲れがとれた
〇身体が冷えにくくなった などの効果が期待できます。
「脳腸相関」って何? 大事な試験の前に急にお腹が痛くなるといった経験は、 誰しも一度は経験したことがあることと思います。 このような、脳の感じた強いストレスが副交感神経を弱めてしまい、 腸の働きが急に悪くなるといったことを脳腸相関といいます。 悪い例のイメージが強い脳腸相関ですが、 「幸せだ」 「充実している」 と感じる神経伝達物質の多くが、実は腸で生産されています。 よく「幸せホルモン」といわれる、セロトニンのおよそ95%は腸で作られています。 セロトニンには、「交感神経」と「副交感神経」の2種類の神経を調節する働きを 活性化させることにより、心のバランスを整える作用があります。 腸が健康でいるとおなかの調子がよくなるだけでなく、 自律神経も整い、「幸せ」を感じることもできてしまうというわけです。
最近、慶応義塾大学の研究チームによって、腸の情報がすべて肝臓に集まり、 迷走神経を通じて脳へ伝えることが明らかになっています。 このことから腸活ブームやヤクルト1000等が話題になっていますが、 近年のいわゆる「腸活ブーム」は、多くの人たちがこのメリットに気づき始めたからだと思います。 腸は人体を病気から守る免疫器官として最も大きい役割を担っていて、 免疫を司る細胞の7割が腸に存在しています。 そして腸は、いわば「第二の脳」でもあります。 腸を整え、よい血液を作り、自律神経を自発的に整えていくことで、 心と身体の健康を守るうえでとても大切なのです。
でお探しの方は、当院におまかせください!