メタボリックシンドロームにも腸内環境が影響する?

札幌市手稲区にあります、なごみ整骨院です。 今回はメタボリックシンドロームにも腸内環境が影響する?についてお話し致します。

40代、50代を、迎えるとお腹周りが気になる方いらっしゃると思います。 腸内環境を整えるとメタボを退治できます。

名古屋大学大学院生命農学研究科の小田裕昭准教授らの研究チームが2021年3月に、 メタボリックシンドロームへつながる脂質代謝異常が、 腸内環境の変化によるものであることを見出した、と発表しました。 メタボリックシンドロームは、糖尿病などの生活習慣のひとつで、おなかの内側や内臓まわりに脂肪が蓄積する 「内臓脂肪型肥満」に、脂質代謝異常、高血圧、高血糖のうちふたつ以上当てはまる状態のことを、 メタボリックシンドローム、通称「メタボ」といいます。 単におなかが出ているからといって、メタボとはいいません。

このメタボになる原因は、おもにショ糖やスクロースなどの砂糖フルクトースを含む糖のとりすぎであることが近年明らかにされました。 WHOは1日の砂糖の摂取量を、小さじ6杯分相当までに抑えるように発信していますが、このことからも、私たちが普段、 いかに糖分をとりすぎているかが分かります。 ですが、じつはどのようなメカニズムで脂質代謝異常が引き起こされ、メタボにつながっていくのかは、 あまり明らかになっていませんでした。

それが今回の発表によって明らかになったのです。 カギを握っていたのは、やはり腸内環境でした。 今回の研究では、ラットに炭水化物としてスターチを与えたグループと、ショ糖を与えたグループに分け、 腸内細菌の調査が行われました。その結果、食べ過ぎたショ糖が大腸の腸内フローラルを変化させていることが分かりました。 つまり、これまでメタボを予防する方法は砂糖のとりすぎを抑えること以外にないと思われていましたが、 この研究成果によって、腸内環境を整えることができれば、メタボを予防できる可能性も大きくなることが分かったのです。

日本人の死因の第3位、脳卒中を引き起こす動脈硬化を防ぐためにも、 メタボは解消をしていかなければいけないものです。 また、健康面だけでなく、おなかが出てしまっている特徴的な見た目は、不健康そうなイメージを 与えかねません。 そしてもちろん、メタボの解消は、自律神経を整えることにもつながります。 腸内環境を改善して自律神経を整えることは、これからの人生を長く楽しむためにとても大切なことです。 明日からがんばるのではなく、いまから解消に向けて動き出しましょう。

お腹周りのたるみは腰痛や関節の症状を引き起こす要因にもなりますので、 お腹周りの筋肉の施術&トレーニングは当院にお任せ下さい!

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